親から子どもへの手紙|小学校の進級に贈る心あたたまる例文集10選

春になり、新しい学年が始まるこの季節。
子どもたちは大きく成長し、ひとつ上のステージに進みます。
そんなときに親からの言葉が、子どもたちの心をそっと支える力になります。

ここでは、学年ごとに合わせた「おめでとう」「がんばったね」「これから楽しみだね」という気持ちを込めたメッセージをお届けします。

ぜひ、お子さんに合った言葉を見つけて、心を込めて伝えてみてください。

メッセージを書くときに心がけたい3つのポイント

子どもに伝わるメッセージにするためには、ちょっとしたコツがあります。
励ましの気持ちとともに、受け取りやすく、心に残る内容にする工夫も大切です。

ここでは、伝わるメッセージを書くための3つのポイントをご紹介します。

ポイント 内容
子どもが読みやすい言葉を使う 難しい漢字や表現は避けて、学年に合った言葉を選びましょう。読めることが自信にもつながります。
できたことを具体的に褒める 「〇〇できたね!」という過去の実績を伝えることで、自己肯定感が育ちます。
ネガティブな言葉は控える 欠点や反省点よりも、前向きな言葉で背中を押してあげましょう。

これらのポイントを意識して書くことで、子どもは自然に「読んでうれしい」と感じてくれます。

小学2年生に進級する子どもへのメッセージ文例

入学から1年、本当にたくさんがんばったね。
毎日ランドセルを背負って通った日々を思い出すと、涙が出そうになります。

そんなあなたに、こんな言葉を贈ります。

  • ◯◯、2年生に進級おめでとう!毎日がんばったね。

  • 1年生のときよりもっといろんなことができるようになってすごいね。

  • おともだちと仲よくできて、ママとってもうれしかったよ。

  • 朝「いってきます!」の声、いつも元気でパワーをもらってるよ。

  • 漢字やカタカナの練習、よくがんばっていたね。すごいよ。

  • 学校のじゅんびをひとりでできるようになって立派だったね。

  • あたらしい1年が始まるね。わくわくするね。いっしょにがんばろう。

  • 2年生ではどんなことが待ってるか楽しみだね。応援してるよ。

  • ◯◯の笑顔、いつも家の中を明るくしてくれるよ。ありがとう。

  • これからもいろんなことにチャレンジしていこうね。楽しみにしてるよ。

小学3年生に進級する子どもへのメッセージ文例

2年間の小学校生活を終え、学ぶことも広がり、ぐっと世界が大きくなりますね。

あなたの成長を見守る私たちは、こんな気持ちでいっぱいです。

  • 3年生おめでとう!自分のことを自分でできる時間がふえてきて、ほんとうにえらいね。

  • 勉強もむずかしくなるけど、◯◯が毎日コツコツやってきたことはちゃんと力になってるよ。

  • 最近、自分の考えをちゃんと言えるようになってきたね。とてもかっこいいよ。

  • お友だちのことを思って行動できる◯◯を、わたしたちはいつも誇りに思ってるよ。

  • 3年生からは新しい教科も始まるね。どんなことを学べるのか、ワクワクするね。

  • ◯◯が「できた!」って笑顔で話してくれるのが、わたしたちの一番のよろこびだよ。

  • わからないことがあっても、自分で考えてチャレンジしようとする姿がすてきだね。

  • あそぶ時間も、まなぶ時間も、どちらも大事にして、元気いっぱいすごしてね。

  • 毎日「いってきます」「ただいま」が元気な声でうれしいよ。ありがとう。

  • これからも、自分らしくのびのびと成長していく姿を見守っているからね。

小学4年生に進級する子どもへのメッセージ文例

小学校生活の折り返し地点。
これまでの積み重ねが、これからの自信になります。

少しずつ、自分で道を切り開いていくあなたへ。

  • 4年生おめでとう!ここまでよくがんばってきたね。

  • 新しいクラスでの生活、ドキドキするかもしれないけど楽しみだね。

  • ひとりでできることが増えてきて、頼もしくなったね。

  • 学校の宿題も、家のこともバランスよくこなしていてえらいよ。

  • 困っている子に声をかけるやさしさがある◯◯、とても素敵だね。

  • 新しい学年でも、自分のよいところをたくさん伸ばしていこうね。

  • 自分の意見をちゃんと伝えられるようになったこと、すごい成長だよ。

  • 周りの人を大切にする気持ちを、これからも大事にしてね。

  • 新しいチャレンジをどんどんして、もっと自分に自信をつけよう。

  • これからも、じぶんのペースで前に進んでね。応援してるよ。

小学5年生に進級する子どもへのメッセージ文例

高学年の始まり。
責任ある立場になる一方で、自分の力で世界を広げる時期でもあります。

未来へつながるこの1年に、期待を込めて。

  • 5年生、進級おめでとう!ついに高学年だね。

  • これまでの経験がたくさんあるから、自信を持って新しい1年を楽しんでね。

  • 委員会やクラブ活動、どれも自分らしくチャレンジしてほしいな。

  • 友達との関係を大事にしている姿、とても立派だったよ。

  • 家の手伝いも続けてくれてありがとう。すごく助かってるよ。

  • ◯◯のがんばりは、ちゃんと伝わっているよ。誇りに思ってるよ。

  • 自分で考えて行動する力が育ってきてるね。すごいよ。

  • まちがえてもいいから、いろんなことにチャレンジしていこう。

  • 高学年らしい頼もしさが出てきたね。その調子でがんばろう。

  • つらいときもあるけど、ひとりじゃないからね。いつも応援してるよ。

小学6年生に進級する子どもへのメッセージ文例

小学校最後の年。
ここまでの歩みすべてが、きっとあなたの力になっています。

そしてこれからも、未来へと続いていきます。

  • 6年生、いよいよ小学校生活のラストイヤーだね。おめでとう!

  • この1年が、最高の思い出になるように応援してるよ。

  • 後輩たちのお手本になるような行動ができるといいね。

  • たくさんの経験を生かして、自分らしく輝く1年にしてね。

  • 少しずつ「中学生になる準備」も始めていこう。

  • 今の仲間との時間を、思いきり楽しんでね。

  • 大変なこともあるけど、成長するチャンスだと思ってがんばろう。

  • 6年間の集大成として、自分に自信を持って過ごしてね。

  • やさしさと強さ、両方を持っている◯◯が大好きだよ。

  • 何があっても、家族はいつでも◯◯の味方だよ。

最後に──言葉の力を信じて

子どもたちは、新しい学年への一歩を踏み出すとき、たくさんの期待と少しの不安を抱えています。
だからこそ、おうちの人のひとことが、大きな勇気となり、安心につながります。

難しい言葉はいりません。
あなたの「見ているよ」「応援しているよ」という気持ちこそが、子どもの心に響きます。

この春、ぜひ、お子さんに向けてやさしいエールを贈ってみてください。

メッセージを書くときの基本ポイント(おさらい)

ポイント 説明
進級を祝う言葉をまっすぐに 「おめでとう」「また一つ成長したね」など、前向きな言葉を中心にしましょう。
努力を具体的に認める 小さな成長も見逃さず、「毎日がんばったね」と伝えることが大切です。
これからへの期待を伝える 「新しいチャレンジが楽しみだね」など、未来へのワクワク感を込めましょう。
安心感を与える言葉を添える 「困ったときはいつでも話してね」といった一言が、子どもを安心させます。